私は子供の頃から美容が大好きで将来絶対に美容に関わる仕事をすると決めていました。
美容師、メイク、ネイルを勉強してきた中で、「これが私の天職だ」と思えたのがエステのお仕事でした。
メイクの勉強をしていた時、相モデルで練習をするのですが、今まで経験した事がない程の肌荒れをしてしまいました。
今まで肌のトラブルがほとんどなかった私は、辛くてものすごく悩み、メイクの学校に通い続ける事を断念したのです。
その時、「私と同じように悩みを持つ女性を助けたい」そう思い、エステの会社に就職。
エステとの運命の出会いです。お客様のお悩みを解消し、心からの笑顔とありがとうの言葉を頂ける仕事。
 
そして、1991年にジュングレーヌが誕生。会社の立ち上げと同時に出産。
子育てをしながらでしたが、エステがやっぱり楽しくてさらに加速していきました。
常に最新の技術を学び、最新のマシーンを導入し、お客様に喜んで頂けるものがもっとないかしらと
海外にも情報を収集にいき、とにかくお客様を飽きさせてはいけないと思っていました。
スタッフも店舗も増やし、本当に必死で突っ走っていました。
店内はいつもお客様でいっぱいで、活気にあふれていました。
その反面、お客様ひとりひとりとゆっくりお話する時間が取れないのも事実でした。
そんな時、夜勤明けで来店されたお客様に「お疲れの時に来て頂いてありがとうございます」と声をかけると、
「疲れてる時こそ来たいのよ」と言ってくださったのです。
そのときの事は今でも鮮明に覚えています。
「 疲れを取ってあげることが私の仕事なのに..」
ひたすら、必死に「お客様のために」と思ってやってきたことが、いつのまにか「会社の利益のために」になってしまっていたのに気づき、
走馬灯のようにいろんなことが頭の中を駆け巡って、涙をこらえるので精一杯になってしまいました。
 
そのことがきっかけで、今までよりももっとお客様ひとりひとりを大切に、最高に満足をしていただけるようなサロンを作っていきたいと強く決意しました。
お客様のお悩みを本気で受け止め、迷ったときは「私の友人だったらどうしてあげるかな？」と考えるようになりました。
そうしていると本気できれいになりたいと思うお客様が増え、自然にお客様もスタッフも笑顔が絶えないアットホームな雰囲気のお店になっていきました。
 
２５年という長いエステ歴の中には、泣いたり笑ったり紆余曲折いろんなことが起きましたが、どんなことが起きようとも、
「結果」にこだわった施術と「リラックス」できる空間があったからこそ、長くここまで続けられてきたんだと思います。
お客様の輝く未来をお預かりし、必ず笑顔にする。
そう心に決めて、日々エステのお仕事をさせていただいております。